※この記事は過去に書いたものです。
手を入れるとその当時に感じた気持ちなども
こぼれおちてしまいそうなので
できるだけ当時の記載のまま掲載しています。
感情的な部分や稚拙な部分もありますが、
ご了承ください。
記事記載日:2009年03月17日
専業主婦になった理由(2)~1mmの異常~
前回の日記の続きです。
11週1日、待ちに待った金曜日。
午後休を取ってT大のA先生(仮名)に
診ていただくことになりました。
ダンナも
「心配ないと思うけど仕事も忙しくないし」と、
一緒に休みを取って来てくれました。
さっそく診察。
ダンナとともに診察室に入り、
超音波の映像を一緒に見ました。
なんか赤ちゃんのおなかに
黒い影が見えています。
「この黒い影ですが多分膀胱だと思います。
この大きさが普通の赤ちゃんの基準より
1mm大きい」
1mmくらいどうってことないんじゃ?
と思っていたら。
『お子さんは染色体異常の確率が高く、
その場合はダウン症より重い異常です。
詳しい話をしたいので、
またあさっての日曜日に
診察にいらしてください』
とのことで、染色体異常について
書かれた紙をいただきました。
染色体異常には3種類あって、
いわゆるダウン症(21トリソミー:
21番目の染色体が3本ある)以外にも
13トリソミー、18トリソミーというのが
あるそうです。
いずれもそれぞれ
99%、95%は流産・死産に至り、
平均生存期間はそれぞれ1週間以内、
4日と書いてありました。
「22週目になるまで(21週6日まで)は
諦めるという選択肢もありますよ」
ともA先生には言われました。
涙をこらえることができず、
何も言うことができませんでした。
診察室を出るとき、A先生が仰ったのは、
「今の段階では、
申し訳ありませんがいいことは言えません」
の一言でした。
次に続きます。
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