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【胎児治療体験記】専業主婦になった理由(5)〔完〕

退職の経緯

※この記事は過去に書いたものです。
手を入れるとその当時に感じた気持ちなども
こぼれおちてしまいそうなので
そのまま掲載しています。
感情的な部分や稚拙な部分もありますが、
ご了承ください。

記事記載日:2009年03月20日

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専業主婦になった理由(5)~卒業~

前回の日記の続きです。

ひどいつわりのなかの多忙な仕事、
赤ちゃんのこと……。

わたしの状況を
一番近くで見ていたダンナは、
しんどかったら仕事を辞めていいよ、
と言ってくれていました。

それでもがんばると言ってたのは
わたしなのに、
こころが折れてしまった自分の弱さが
ふがいなくて悔しくて。
ダンナに仕事を辞める話をしたときも、
グダグダ言い訳やら愚痴やらを
こぼしてしまいました。

「というわけで、会社辞めることにした。
がんばりきれなくてごめんね。
でも、がんばるひとが馬鹿を見るなんて、
おかしいと思わない?」

女性社員のなかで資格を取ってがんばろう、
なんて気張ってたのはわたしだけ。
いま考えたら、
ひとり悪目立ちしていたのかもしれません。

そもそも社内結婚自体が
会社創立以来初のケースだったので、
夫婦で働いているのが
目障りだったのかもしれません。

それでも、自分なりにがんばって
仕事をしていたのに、
妊娠していることを伝えて
協力してほしいと訴えてもいたのに、
どうして結局は助けも得られず、
会社を追われなければならないのか。

理不尽だという気持ちが、
どうしてもぬぐえませんでした。

そんなわたしに、ダンナはこう言いました。

「でも俺は努力は無駄だとは思わないし、
会社を卒業すると思えばいいじゃない」

ダンナがこうしてわたしのがんばりを
認めてくれたことで、
専業主婦になることを
前向きにとらえようと
思えるようになりました。

会社を追われると思うと悔しいけれど、
がむしゃらに仕事を頑張ることから
卒業して
新しいステージに向かうんだと思ったら、
こころが少しだけ軽くなりました。

こうしてわたしは、
今年の1月をもって退職し、
専業主婦になることになりました。

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