※この記事は過去に書いたものです。
手を入れるとその当時に感じた気持ちなども
こぼれおちてしまいそうなので
できるだけ当時の記載のまま掲載しています。
感情的な部分や稚拙な部分もありますが、
ご了承ください。
記事記載日: 2009年03月25日
赤ちゃんの治療(3)~手術1回目~
前回の日記 の続きです。
手術は、「ハイリスク分娩室」なる
大仰な名前の部屋で行われました。
分娩室で手術することにびっくり。
別の手術用の部屋なんだろうと
何となく思ってたので。
手術を始める前にA先生から
入院に当たり第二担当になったB先生を
紹介していただきました。
30代半ばくらい? の若い先生でしたが、
経験は豊富とのこと。
あとは、助産師さん二人くらい
(途中入れ替わってたけど多分二人)。
赤ちゃんへの影響と手術と言っても
メスを使う手術ではないため
(バイパスを通す手術でも
献血程度の太さの針を刺すだけ)、
皮膚麻酔のみで手術は行われました。
皮膚麻酔の注射自体も痛いけど、
皮膚麻酔の効果も強くはないため、
針を刺す痛みなどは
どうしても伝わってきます。
それでも、赤ちゃんは麻酔ナシで
手術をしているのだからがんばらなきゃ、
身じろぎしないようにしなきゃ、
と気張ってました。
上半身は普通に動くので、痛いとつい
動いちゃいそうになるんですよ。
羊水を守っている膜が16週で
まだ不安定ということで、
今回の手術では結局赤ちゃんの膀胱から
尿を62ml採取して終了となりました。
所要時間は記憶では30分くらいだったと
思います。
A先生曰く、羊水ではなく
赤ちゃんの尿からでも検査はできるそうで、
採取した尿の一部を染色体検査に
まわすことになりました。
手術が終わってから、
ダンナと母が枕元に来てくれました。
大した時間じゃないし、
尿を抜く針は太くないので
そんなに痛くなかったはずですが、
ダンナや母の顔を見て
すごくほっとしたのを覚えています。
1時間ほどで安静の時間を過ごしてから、
すぐ近くの回復室に戻ることに。
歩かないでくださいねーと車椅子で移動
(たった数十メートルの距離なのに)。
窓のない部屋ではありますが、
とりあえず部屋らしい部屋に戻れて一安心。
次はちゃんとバイパスを通す手術が
できたらいいなと思いました。
次 に続きます。
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