※この記事は過去に書いたものです。
手を入れるとその当時に感じた気持ちなども
こぼれおちてしまいそうなので
できるだけ当時の記載のまま掲載しています。
感情的な部分や稚拙な部分もありますが、
ご了承ください。
記事記載日: 2009年03月30日
赤ちゃんの治療(7)~3・4回目の手術~
前回の日記 の続きです。
2回目の手術後、
そろそろシャントを通す手術をしようと
何度かB先生が赤ちゃんの向きを
見てくれました。2度くらいかな?
でも、なかなか赤ちゃんの向きが
手術できる向きになってくれず(;^_^A
結局、2回目の手術の1週間後。
17週5日(12月29日)に3回目の手術、
いよいよシャントを設置する手術を
することになったのですが、
手術の途中で赤ちゃんも痛かったのか、
向きが変わってしまいました…。
シャントを設置するには、
まず赤ちゃんの膀胱に
シャントが通らなければならず、
抜けてしまわないように
赤ちゃんの膀胱と外側(羊水側)に
2箇所バスケット(留め具)を
固定する必要があります。
このときは、
赤ちゃんの膀胱側のバスケットは開けた
(固定できた)のに、
外側(羊水側)のバスケットを固定する段で
赤ちゃんが動いてしまい、
結局片方は固定できたのにもかかわらず、
取り外すことに…。
年末には先生やスタッフさんも少なく
手術ができないということで、
結局大晦日に一時退院することに
なりました。
とは言っても、1月2日の夕方には
再度病院へ戻ってきたんですが。
そして、18週2日(1月3日)。
4回目の手術。
このときも結局赤ちゃんの向きが
変わってしまい、失敗。
「あと少しだったんですけどね。
悔しいです…」
このときは先生もとても悔しそうでしたが、
わたしもとっても悔しかったです。
それに、
赤ちゃんの膀胱から尿を抜く手術なら
30分くらいで終わるのに、
シャント設置のための手術は
1時間ほどで倍くらいかかります。
皮膚麻酔は効きが弱いし、
位置を調整しながら針を刺すので
お腹の中を針が動くのが
響くんですよね…。
とは言っても、
赤ちゃんは麻酔すらできない。
痛いなんて言っちゃいけない、
我慢しなきゃ、と一生懸命堪えていたのに、
1度ならず2度までも失敗なんて…。
でも、ダンナが
「今はお腹の赤ちゃんが
手術は危ないって言ってるんだよ。
赤ちゃんにとって
ちょうどいいタイミングがくれば、
ちゃんと成功するよ」
と言ってくれたので、
すこし気が軽くなりました。
結局、赤ちゃんの向きを待つためだけに
入院していても
向きは毎日変わるわけではないため、
一度退院することに
(変わるときはすぐに変わるけど、
2、3日くらいはかかるとのこと)。
A先生は、
「今度は赤ちゃんに麻酔することも
考えないといけないかもしれない」
と仰りました。
そんなことできるの? と思いながら、
先行きがどうなるのか、
不安で不安で仕方ありませんでした。
次 に続きます。
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