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【胎児治療体験記】赤ちゃんとのお別れ(6)

赤ちゃんとのお別れの経緯

※この記事は過去に書いたものです。
手を入れるとその当時に感じた気持ちなども
こぼれおちてしまいそうなので
できるだけ当時の記載のまま掲載しています。
感情的な部分や稚拙な部分もありますが、
ご了承ください。

また、この赤ちゃんとのお別れの記事は
生理的に受け付けないという方もいると
思うので、
注意事項5をご参照いただいて
ご了承の上お読みいただきたいと思います。

記事記載日: 2009年06月22日

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長く短い5日間(6)~命名式~

前回の日記 の続きです。

入院中、病室はいつもにぎやかでした。
お義父さんと義妹ちゃんたち、
母と弟は入院中毎日病院に来てくれたし、
叔母と従妹もお見舞に来てくれました。

叔母も従妹も真っ赤な目で、
でもわたしの前では泣かないでくれて、
赤ちゃんを抱っこしてくれたのが、
とてもありがたかったです。

また、お産翌日に心配してくれていた
友達やママさん仲間に
メールしていたのですが、
ママさん仲間のうちのおひとりが
お見舞に来てくださりました。

まだ赤ちゃんがNICUにいて
通院中とのことなので、
ダメ元で赤ちゃんを見てやってほしいと
メールしたら、
ご夫婦そろって来てくださって。

『赤ちゃんきっとすーさんのこと
見てくれてるよ。
すーさんに出会えてよかった』

ということばは、
思い出すたびあったかい気持ちになります。
わたしこそ、そのかたに出会えて
本当によかったと思います。

義妹ちゃんたちは絵がうまくて、
赤ちゃんのためにいろいろ描いてくれたり
使ってる紙コップにも
名前と絵を描いていたりしました。

いつも笑い声が耐えない感じで、
その中心にいた赤ちゃんも
うれしかったと思います。

病院に泊まる最後の夜、日曜日。
赤ちゃんの命名式をしました。
ダンナが色紙に筆で名前を書いて、
お棺に入れてあげようということに
なったんです。

実は、赤ちゃんがおなかにいるときから
いろいろ考えて、
名前はほぼ決めていました。

もし赤ちゃんの顔を見て
ちょっと合わないように感じたら
別の名前を考えよう、と思っていましたが、
結局そのまま決めていた名前になりました。

戸籍に載せてあげられない名前だけど、
とってもいい名前だと思っています。

練習の途中で
墨汁をひっくり返してしまったりで
バタバタでしたが(・・;)
ほのぼのした命名式になりました。

色紙が完全に乾いてから、
赤ちゃんの枕元に色紙を置いてあげました。

『お空についたときにちゃんと
自己紹介するんだよ。
○○(ダンナ)とすーの子です、
って言ったら
みんなきっといい名前だねって
ほめてくれるよ』

そう、話しかけました。

ちなみに、いろいろな
考えかたがあると思いますが、
ネットでは赤ちゃんの名前を
公開しないことにしました。

ブログ上記載に必要なときは胎児名の
『わさび』から
『わーちゃん』と書くことにします(;^_^A

に続きます。

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