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【胎児治療体験記】赤ちゃんの治療(8)

胎児治療の経緯

※この記事は過去に書いたものです。
手を入れるとその当時に感じた気持ちなども
こぼれおちてしまいそうなので
できるだけ当時の記載のまま掲載しています。
感情的な部分や稚拙な部分もありますが、
ご了承ください。

記事記載日: 2009年03月31日

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赤ちゃんの治療(8)~不信感~

前回の日記 の続きです。

入院生活も半月になり、
何度か手術を受けるうちに、
何度か不信感を感じるできごとが
ありました。

本当にあったありえない話その1。
たぶん3回目の手術のときだったと
思います。

主治医のA先生の外来検診が
長引いていたためだそうですが、
手術の予定時間から1時間半、
お産中の方の隣の分娩室で
何の説明もなく手術の準備をして
待機させられました
(上半身だけパジャマ、下半身は
タオルケットをかけただけの状態です)。

たまに第二主治医のB先生や助産師さんが
様子を覗きに来るも、一言も説明ナシ。
結局、A先生がいらっしゃるまで
何も説明も弁解もありませんでした。

当然、例の声は
どうしても聞こえてくるわけで。

1時間半、何にもできることがないので
ずっとうめき声を聞いてました。
手術準備の格好で落ち着かないこと
この上なかったし。
それでも、そのうちウトウトしてきて、
わたしも強くなったなあと思いましたけど。

ちなみに、手術中もお産の声は
していたはずなのに、
赤ちゃんのモニターと先生の声に
集中していたからか聞こえなくなり、
手術が終わった頃、
産声が聞こえてきました。
人間の集中力ってけっこうすごいですね(;^_^A

本当にあったありえない話その2。
19週0日、入院準備をして
外来でB先生の検診を受診後、
向きがあまりよくないかもと言いながら
翌日の手術のため入院するも、
結局いざ手術するという段になって
「向きが悪いから今日は退院していいです」
と言われました。

なんじゃそりゃ。
それなら前日の外来のときに言ってよ。

結局このときの1泊2日の入院費用は
まったくの無駄遣いですよね…。
お金のことばっかり言いたくないですけど、
生まれてきてからも多分この子は
いろいろ治療しなければならないので、
無駄なお金は使いたくないのに。

本当にあったわたしとしてはありえない話
その③。
A先生に「お腹の子は男の子です」と
言われていたのに、
B先生は聞いてなかったらしく、
「え、そうなんですか?
女の子だと思ってました」ですって。

カルテは何のためにあるんでしょう?
っていうか、
横の連携取れてなさすぎませんか?

そもそも、退院してから、
T病院に転院する前からの主治医の
A先生ではなく、
第二主治医のB先生しか
診てくれなくなっていました。

このB先生、とても頼りなく
何を聞いても確言してくれない。

元々A先生も今の医療で解らないことは
解らないと仰るけど、
B先生の解らないは
「今の医療では解らない」のか、
「情報がないから解らない」のか、
「不勉強で解らない」のか、
「A先生と連携不備で解らない」のか、
解らない理由が解らない。

少しずつ不信感(特にB先生に対して)は、
募っていきました。

そして。

本当にあったありえない話その3。
19週5日の外来でのB先生の検診。

前回同様、すぐに入院になってもいいよう
入院準備をして受診したときに、
いよいよ赤ちゃんの手術ができる向きに
なったと診断されたのに。

「病棟の状況の確認をしたら、
いま難しいお産の方がいて
分娩室が混んでいて
今日は手術できないかもしれず、
入院しても無駄かもしれないですが
どうしますか?」
とのこと。

前回の手術から2週間近く
間が空いてしまっていて、
超音波で見る限りでは
どんどん膀胱が大きくなっていて。

何度もチャンスを逃した後にきたチャンス。
しかも、
次にいつチャンスが訪れるか解らない…。

「次に外来に来たときに
赤ちゃんの向きが手術に向くとは
限らないですよね?」
「そうですね」

他の方の命を差し置いて
この子を助けてほしいとは言えないけれど、
せめて入院させてもらいたい、
少ない可能性でも手術できるチャンスを
つぶしたくない。

そう思い、B先生にその旨を伝えて
時間をもらい、ダンナに電話しました。

ダンナは「手術を予定して来たんだし、
入院費用くらい無駄になってもいい。
先生と直接話をしたい」とのことで、
B先生と電話で話してもらうことに。

で、結局入院できることになったのですが、
そのことを病棟に電話している
B先生の会話が丸聞こえ。

「ああ、さっきのすーさんですけど、
入院しないって言ってたんだけど、
やっぱり入院することになりました」

はあ!?
わたし入院しないなんて
ひとっことも言ってませんけど!?

B先生への不信感は、
どんどん募っていくばかり……。

ちなみにこの日、
5回目の手術ができる確率は、
この時点ではかなり低い状態でした。

に続きます。

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